子供の耳の病気・中耳炎・耳のトラブル相談|サザンクリニック耳鼻咽喉科(湘南・茅ケ崎)
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〒253-0054 
神奈川県茅ヶ崎市
東海岸南2-1-1
TEL&FAX:0467-87-4338


子供のための耳鼻咽喉科

子供は耳や鼻、のどのトラブルを起こしがちです。緊急の処置が必要? 病院に行ったほうがいいの? 小児科と耳鼻咽喉科のどちらに行ったほうがいいの? など、お母さんが困ったときの簡単アドバイスです。

子供の耳の病気

かぜをひくと中耳炎になりやすいのですが、なぜですか?

中耳炎の原因となる細菌やウィルスは、耳管(耳と鼻をつなぐ管)を通って鼻から入り込むため、かぜやインフルエンザから急性中耳炎を引き起こすことがあるのです。特に、保育園や幼稚園に通うようになると、鼻やのどからの感染の危険性が高くなりますので、注意してください。
耳鼻咽喉科では、かぜの症状の処置もおこなっていますので、かぜかな?と思ったら、まずは耳鼻咽喉科を受診されてみてはいかがでしょうか。

プールで耳に水が入ってしまった!

一般には耳に水が入ると中耳炎になると言われていますが、水が入っただけでは中耳炎にはなりませんので、まずは様子をみてください。耳を気にして触りすぎると、外耳に傷をつけて外耳炎になる危険性がありますので、注意してください。
時間がたてば耳の中の水は抜けますが、耳の中の違和感が長く続くようなら、耳鼻咽喉科で診察を受けてください。

中耳炎を繰り返すと、耳の聞こえが悪くなりますか?

きちんと治療を受けているなら、中耳炎を繰り返し発症しても、耳の聞こえが悪くなることはありません。鼓膜切開を繰り返した場合も、同様です。
特に、6カ月から2歳くらいまでの子供は免疫力が弱いため、中耳炎を何度も繰り返すことがあります。早めに耳鼻咽喉科を受診し、医師の指示に従って治療を受けてください。治療を途中で中断してしまうと、慢性化したり、滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)に進行して難聴の原因となることもありますので、必ず完治するまで治療を続けてください。

夜中に耳が痛くなった

夜中に子供が耳の痛みを訴えて泣き出すと驚いてしまうものですが、慌てずに市販の痛み止めを飲ませるか、熱さましの座薬(痛み止めの成分が入っています)を使うかすれば、痛みを抑えることができます。急患にかかる必要はありませんが、治療をせずに放置していると悪化する場合もありますので、翌日必ず耳鼻咽喉科を受診してください。

子供の鼻の病気

鼻血が出たら、どうやって止めたらいいの?

鼻血が出たときは、体を横にしたり首のうしろを叩いたりするのは逆効果です。鼻に詰め物をするのも良くありません。
座らせて鼻を心臓より高くし、鼻を両側から強くつまんで、少しうつむきかげんになるようにして15〜20分待てば、たいていの鼻出血は止まります。何度も出血が続くようであれば、耳鼻咽喉科を受診してください。

小さな子供でも花粉症になるの?

以前は5歳未満の子供は花粉症にならないと言われていましたが、最近では子供から高齢者まで、あらゆる方が花粉症を発症する可能性があります。2〜3歳くらいの子供は症状をうまく伝えることができませんので、やたらと目をこする・くしゃみを連発するなど、子供のサインを見落とさないように気をつけてあげてください。
また、子供の花粉症は自然に改善させれる可能性が低いので、早めに耳鼻咽喉科で治療を開始することが大切です。

子供なのにいびきをかくのが心配です。

子供は普通、いびきをかきません。寝息が大きい程度なら問題ありませんが、あきらかにいびきをかいているような場合は、扁桃腺の肥大やアレルギー性鼻炎など、気道をふさぐような何らかの原因があると考えられますので、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

子供の咽喉の病気

咳が長引くのですが、かぜでしょうか?

夜寝る時や明け方に咳が多い場合や、咳止めを飲んでも長引く咳は、鼻水が咽喉に流れて起こる咳である可能性もあります。
咳の原因はさまざまですが、ぜひ一度に耳鼻咽喉科にご相談ください。

子供が大声を出しすぎて、声がガラガラになりました。放っておいても治りますか?

声がかすれてしまうのは、声を作る「声帯」が腫れるからです。かぜをひいたときは粘膜が炎症を起こす(喉頭炎)のですが、声を出しすぎたりすると、声帯に小さなイボのようなものができて(声帯結節)声がかすれます。
軽い場合は、安静にしていれば自然によくなることがありますが、長引いたり悪化するようであれば、耳鼻咽喉科を受診してください。

薬について

薬を飲んだら湿疹が出たり、下痢の症状が出ました。副作用が心配なのですが。

服薬による湿疹や下痢は、抗生物質が原因で起こることが多いようです。薬を飲むのをやめ、全てのお薬を持ってご来院ください。
耳鼻咽喉科は、体の末端である鼻や耳にまで薬を行き渡らせるために小児内科より抗生物質が多くなることがあります。特に鼻の奥などは細菌の繁殖に適した環境ですので、なかなか細菌が死滅しないようなケースもあるようです。また、途中で治療をやめてしまうと、生き残った細菌が耐性をつけて薬が効かなくなってしまうこともあります。
治療を完了させるためにも、薬は医師の指示通りにきちんと飲ませるようにしてください。子供がどうしても薬を飲まないときや、薬についてご不安やご不明な点があれば、担当の医師にご相談ください。
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